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1996年夏 病原性のウイルスにより、大量のアコヤ貝がへい死し、
多くの養殖業者は廃業や倒産に追い込まれました。
この様子はNHKをはじめとするニュース番組や新聞でも取り上げられました。
(くわしい現状はこちら)
そもそも、真珠を取り巻く環境は、
養殖がはじまった約110年前とはくらべものにならないくらい
悪い状態になってきているのです。
現在の自然環境、温暖化による外的要因と
従来のアコヤ貝が何代も交配を重ね、種自体が弱くなっていることなど、
要因はいくつもあります。
これだけの悪い条件のもと、海という大自然を相手に
私たち人間が真珠づくりの環境をよくしていきたいと挑むのは
とても無謀なことかもしれません。
でも何もしないでじっとしてはいられません。
50年先には、日本の海で美しい真珠は
採れなくなってしまうかもしれないからです。
真珠のためにわたしたちができること。
小さなことからひとつずつ取り組んでいきたいと思っています。
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